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わたし

神田東陽という講談師がいた

友人とたまにはお酒を一緒に。

そんな先日、友人が酒の肴にと大学時代につけていた日記を持参してきたのです。なつかしい思い出話に花を咲かせながら、ページをめくっていると…

なにこれ!!

第三回車読みの会(神田東陽御招待)

平成七年七月十五日に開催された講談会のお知らせ兼御招待のハガキがでてきたのです。

平成七年といえば1995年、いまから約20年前…(ごくり)

わたしは演芸ファンですが、友人はまったくもって縁なしのはずなのに、どうしたおい。と、興奮するわたしはいろいろ問いただしたのですが、拉致あかず。「記憶にございません」の一点張り。だって、だって、日記には「え、途中で終わるのか。続きが気になるのに次会には行けない。残念」とか書いてあるじゃないか…。しかしこのハガキと日記以上の情報を得ることはできませんでした。とほほ。ただ、神田東陽という講談師さんとご縁があったことは確かのようです。

ハガキには神田山陽、神田すみれ、神田松鯉、神田陽之助、神田昌味、神田東陽の名が記されています。御存知のキラ星の先生方をはじめ、今回はじめて目にした神田東陽。

Web検索をしてみると、神田東陽という講談師は現在廃業しているようでした。

まったく驚きの一夜となり、お酒がすすみました。はぁ、びっくりした。

ところで、ここにも書いている「車読み」。そいうえば講談に出合ってからはじめて知ったことはでした。それまでは「リレー(落語)」という言い方しか耳にしたことがなかったのです。「車読み」いいことばですよね!

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