●外題: 寛永宮本武蔵伝(かんえい みやもと むさし でん)
●種別: 武芸物
●時代: 江戸時代
●場所: 江戸ほか全国各地
●主な登場人物: 宮本武蔵、佐々木小次郎岸柳、石川巌流、関口弥太郎ほか
●主な内題:
偽巌流
道場破り
狼退治
吉岡治太夫
宮内と玄達
熱湯風呂
甕割試合
山田真龍軒
灘島の決闘
●特徴
神田派の読み物としての「寛永宮本武蔵伝」、宝井派には「天正の宮本武蔵伝」がある。吉川英治の小説は「天正の宮本武蔵伝」に近く、寛永宮本武蔵伝は絵本宮本武蔵とも言われるように、時代設定の整合性はあまりなくフィクション性が強い構成となっている。