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わたし
2016年10月10日
講談の本がない
講談の本がない 講談の本がない… 講談の本がない!!! ないことはないけれども(どっち?)、手に入りにくい。講談について知りたいのに、入門本がない。同じ伝統芸能関係なら、歌舞伎はもちろん、落語はたくさん、能狂言だって新刊本はあるのに、なぜ? あ、浪曲もないか(仲間…?)。...
わたし
2016年10月8日
『天一坊事件』との出会い
10月に入っても変に暑い日が続いたり、台風が来たりと落ち着かない天候でしたが、やっと秋めいてきましたね。とはいえ、雨降りが多いです。洗濯物が… 読書の秋、そんな言葉が似合う季節がめぐってきました。 前回は国書刊行会の『天一坊事件』についての記事でした。この本、どのように巡り...
わたし
2016年9月22日
国書刊行会『天一坊事件』
前回の記事では一年ぶりに「徳川天一坊」の続きを聴くことができた、というお話をしました。では、その間わたしはどうしていたかというと、もんもんと日々をやりすごしていた…のでは、ありません。 物語の記憶が薄れて行って、偶然その続きに出合っても慌てないよう対策を立てていました。とい...
わたし
2016年9月21日
朝練で「徳川天一坊」
ほぼ毎週日曜に開催されている朝練講談会。9時半~10時半で若手二人が1席ずつ。1000円で気軽に講談を聴ける会。人気者が出演したり、おもしろそうな企画が出ると、開場前から行列ができるほど。最近では朝練二扇会(浪曲と講談)も開催されます。秋分の日の連休ではスペシャルな3日連続...
わたし
2016年8月16日
夏の大阪で講談を聴いてきた
夏休みに大阪へ行ってきました。 上方の芸能(人形浄瑠璃・落語・講談・浪曲)をたのしむべく、年に1,2回大阪旅をしています。 上方落語は天満天神繁昌亭や動楽亭(新宿の道楽亭ではありません)など、毎日どこかしらで聴くことができますが、講談や浪曲となると大阪も東京と同じで、公演日...
わたし
2016年7月24日
『江戸の悪』 渡邉晃・著
『江戸の悪』 渡邉晃・著 太田記念美術館・監修 青幻舎・刊 昨年6月、太田記念美術館で開催された展覧会「江戸の悪」。この展覧会での出品作品+図録の追加・解説の加筆による数々の「悪」にうっとり。 展覧会ではカタログが販売されなかったこともあり、待ってましたの1冊。...
わたし
2016年7月23日
村井長庵
●外題: 村井長庵(むらい ちょうあん) ●種別: 騒動物(大岡政談) ●時代: 江戸後期・天保の頃(1840年頃) ●場所: 江戸 ●主な登場人物: 村井長庵、重兵衛(長庵義弟)、お登勢(長安実妹)、三次、瀬戸物屋忠兵衛...
わたし
2016年6月19日
源平盛衰記が気になる
標題のとおり、「源平盛衰記」が気になる。 源氏と平家の争いを描いた物語。 たぶん気になった出発点は、人形浄瑠璃(文楽)の「一谷嫩軍記」。続いて、はじめて聴いた講談の「青葉の笛」。「青葉の笛」は「源平盛衰記」という長い大きな物語の中の1エピソードで、熊谷次郎直実が平敦盛を討ち...
わたし
2016年4月10日
思い出(はじめての大阪)
2011年2月9日から11日、はじめて大阪へ行った。 当時一番好きな落語家さんが天満天神繁昌亭の定席へご出演されるとあり、それをよい機会にはじめての大阪見物、上方落語を観に行ってみようと思い立ったのだ。 そのときの上方落語での思い出や出会いは、偶然と引きの強さが重なり、大事...
わたし
2016年2月20日
慶安太平記
●外題: 慶安太平記(けいあん たいへいき) ●種別: 騒動物 ●時代: 江戸時代初期・慶安の頃(1650年頃) ●場所: 駿河、江戸 ●主な登場人物: 由井正雪、丸橋忠弥、松平伊豆守 ●メモ: 歌舞伎狂言「樟紀流花見幕張(くすのきりゅうはなみのまくばり)」にあたる...